白河関跡
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奥州三古関のひとつに数えられる白河の関は、奈良時代から平安時代に機能していた国境の関で、人・物資の従来を取り締まる「検問所」としての機能を果たしていたと考えられています。その後、律令国家の衰退とともに官関の機能を失いましたが、「歌枕」として文学の世界で都人のあこがれの地となり、能因や西行、松尾芭蕉など時代を代表する歌人・俳人たちが多くの歌を残しております。
「新古今和歌集」の選者の一人である藤原家隆が手植えし奉納したと伝えられている杉の巨木は樹齢約800年と推定されております。
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