〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7-2

閲覧回数:101

スタッフからのコメント

0人がを押しました。

関ケ原の戦いで西軍に属して敗北した島津氏は、戦後、江戸幕府への配慮しつつ新城を建てた。中世に山城に築かれた城山の東麓につかれた館で、石垣こそ多用したが、72万石の大大名にしては天守もなく、重層な櫓も築かれなかった。しかし単純な館造りではあったが、背後に城山を背負って万が一に備えた。
城山を背後に三方を石垣と水堀で囲い込んだ城は、構造的には中世以前の伝統的な館づくりであった。幕府を刺激するのを避けるためにあえて無防備な作りにしたのかもしれない。
現存遺構は石垣や堀、石橋、私学校跡地などがある。11代島津斉彬の近代化の足跡や西南戦争跡など見所が満載である。
大手橋を渡り御楼門跡と堅牢な枡形の石垣を抜け本丸に向かうと鹿児島県歴史資料センターがあり鹿児島の歴史・文化に関する展示物を見学できる。石垣や堀を見学した後、遊歩道で城山の展望台まで登り、桜島を背景にした鹿児島市街地を一望してほしい。

基本情報

史跡
日本100名城
続100名城No 97
スタンプラリー設置場所
鹿児島県歴史資料センター黎明館内総合案内所

別名
鶴丸城
城郭構造
平山城
指定文化財
鹿児島県史跡
住所
〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町7-2

 Google mapで見る

鶴丸城跡(島津氏居城)

アクセス

東横INN鹿児島天文館2から徒歩16分(1.3Km)

電話番号

住所

〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町7-2