築城主ははっきりしていないが但馬山名氏（山名祐豊）の付城として築城したのではないか言われている。豊臣秀吉による『鳥取城の渇え殺し』と言われる程凄惨な兵糧攻めで有名である。江戸時代には池田長吉（池田氏）が6万石で入り、池田氏によって近世城郭に改修された。
構造としては標高263メートルの久松山頂の山上の丸を中心とした山城部、山麓の天球丸、二の丸、三の丸、右膳の丸などからなる平山城部からなる。山頂まで登るにはは30分ほどかかり、かなり体力を必要とするが、ぜひ登って頂きたい。山頂からは、鳥取市街地や、遠く日本海や鳥取砂丘が見え、疲れが一気にふっとびます。